フォーレ:ピアノ作品全集(1)
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曲目リスト
ディスク: 1 1.夜想曲(第1番~第9番)
ディスク: 2 1.夜想曲(第10番~第13番) 2.主題と変奏 嬰ハ短調op.73 3.即興曲(全曲)(第1番~第5番) 4.3つの無言歌op.17
レビュー
Amazon.co.jp フォーレという人の音楽は、単にフランス的であるばかりではなく、フランス「語」的でもある、といわれる場合がある。それは、フランス語のもつ独特の語感が、フォーレ特有の表現方法と似ているからである。耳当たりが良く、触感が極めてなめらか、その上美しさを兼ね備えている点など、たしかに共通点が多い。 とりわけ夜想曲(ノクターン)は有名で、音楽史上ショパンのそれと双璧をなすことでも知られているのだが、さてCDとなるとなかなか決定打となる1枚がない。そんな中で、ここに紹介する生粋のパリっ子であったジャン・ユボーによる全集は、バランスのとれた名演奏として万人に推薦できる1タイトルである。 ダイナミクスのあまり広くないフォーレのピアノ曲は、ショパンの曲の様にとりあえず楽譜どおり弾けばなんとか格好がつくというものではないが、ユボーは独特のデリケートなリリシズムで繊細な弱音から上品なフォルテまでを、色彩感豊かにうたいあげることに成功している。(奈良与志雄)
内容(「CDジャーナル」データベースより) パリ音楽院に学び、パリ音楽院室内楽科教授を務めたジャン・ユボーは、フォーレのスペシャリストしても名高い。美しい「夜想曲」にフランスのエスプリを聴かせてくれる。
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